ぶどうの賞味期限はどのくらい?長く保存するコツと方法を解説
ぶどうは甘くて美味しいため、ご家庭で購入する方も多い人気のフルーツです。そのため、購入後はどのくらい保存できるか、長持ちさせる方法はあるのかなど、知りたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、ぶどうの賞味期限や適切な保存方法、腐敗を見分けるポイントを解説します。
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目次
ぶどうの賞味期限はどのくらい?
ぶどうの賞味期限について、以下の3つより解説します。
- 常温の場合
- 冷蔵の場合
- 冷凍の場合
常温の場合
常温のぶどうの賞味期限は、おおよそ2、3日です。保存環境が良ければもう少し長持ちする場合もありますが、収穫後から徐々に傷み始めるので、長く保存するのは難しいです。そのため、常温に置く場合はなるべく早めに食べましょう。
冷蔵の場合
冷蔵のぶどうの賞味期限は、おおよそ1週間です。冷蔵する前から鮮度が落ちている、保存環境が悪いなどの場合はもう少し短くなるため、常温と同じく早めに食べるのが望ましいです。ただし、しっかりと処理をすると1週間程度持つので、すぐに食べられない時は適切な方法で保存すると良いでしょう。
冷凍の場合
冷凍ぶどうの賞味期限は、おおよそ2、3週間です。それ以降もすぐに腐ることはありませんが、風味が落ちて美味しくなくなるので、なるべく3週間程度で食べるのが望ましいです。また、冷凍していたぶどうを解凍し、再度冷凍するのも味が落ちてしまうので控えましょう。
ぶどうの腐敗を見分ける方法
ぶどうの腐敗を見分ける方法を、4つご紹介します。
- 房から落ちやすい
- 酸っぱいにおいがする
- カビが生えている
- 実が極端に柔らかい
房から落ちやすい
鮮度が落ちているぶどうは、房から落ちやすいです。数粒落ちる程度であれば問題ありませんが、触るとほとんどの粒が落ちてしまう場合は、腐敗している可能性があります。また、落ちたぶどうも傷み始めているので、食べる際はよく確認しましょう。
酸っぱいにおいがする
発酵したような酸っぱいにおいがする時は、腐敗している可能性が高いです。食べるとお腹をこわす可能性もあるので、すぐに処分しましょう。
カビが生えている
表面にカビが生えている場合も、果肉が腐敗している可能性が高いため、見つけたら処分しましょう。また、房についたぶどうがカビている時は、放置すると他の粒にもカビ菌が移ってしまうので、早めに切り離すのが大切です。
実が極端に柔らかい
実がぶよぶよと極端に柔らかい時も、腐敗している可能性があります。鮮度が落ちているだけの場合もありますが、柔らか過ぎて軸の部分から汁が出てくる時は腐り始めている状態なので処分しましょう。
ぶどうを長く保存するコツ
ぶどうを長く保存するコツは、以下の3つです。
- 保存前に洗わない
- 乾燥を防ぐ
- 新鮮なうちに保存する
それぞれについて解説します。
保存前に洗わない
ぶどうの表面には、ブルームと呼ばれる白い粉が付着しています。ブルームには水分蒸発を抑えて栄養を逃がさないようにする作用があり、洗うと粉が落ちて傷みやすくなります。そのため、保存前は洗わずに、食べる直前に洗うのが最適です。
乾燥を防ぐ
ぶどうなどのフルーツは、乾燥するとみずみずしさが失われて、鮮度が落ちてしまいます。保存する際は、キッチンペーパーやラップに包む、保存袋や容器に入れるなどして、乾燥を防ぐのが大切です。
新鮮なうちに保存する
ぶどうは収穫後から徐々に傷み始めるため、保存する場合はなるべく早めに行うのが大切です。購入してから日にちが経つと腐る可能性があるので、すぐに食べない場合は適切な保存処理をしましょう。
ぶどうの保存方法<冷蔵>
冷蔵でぶどうを保存する方法は、以下の手順です。
- キッチンペーパーに包む
- 保存容器やジップバッグに入れる
キッチンペーパーに包む
冷蔵保存の場合は、まず乾燥防止のためキッチンペーパーに包みます。デラウェアなどの粒の小さい品種であれば房を丸ごと包んで大丈夫ですが、粒の大きいものは保存しにくいので、1粒ずつ切り離して包みます。ただし、軸が外れると傷みやすくなるため、軸を数ミリ程度残しましょう。切り離したぶどうは、数個ずつまとめてキッチンペーパーに包みます。
保存容器やジップバッグに入れる
キッチンペーパーに包んだ後は、保存容器やジップバッグに入れて、さらに密閉度を高めます。ジップバッグで密閉しても問題ありませんが、ぶどうの表面は柔らかく傷つきやすいです。そのためより安全に保存したければ、保存容器に入れておくのがおすすめです。
容器やバッグに入れたら、冷蔵庫の野菜室などに入れて1週間程度保存できます。ただし、保存前のぶどうの鮮度によっては1週間持たない可能性もあるので、傷んでいないかこまめに確認して早めに食べきりましょう。
ぶどうの保存方法<冷凍>
冷凍でぶどうを保存する方法は、以下の手順です。
- 1粒ずつ切り離す
- 軽く洗って水気を拭き取る
- 保存容器やジップバッグに入れる
1粒ずつ切り離す
ぶどうは、房ごとだと冷凍保存しにくいので1粒ずつ切り離します。デラウェアなどの粒の小さい品種は切り離さなくても良いですが、冷凍しにくいのであれば2つくらいに房をカットしても大丈夫です。冷蔵の時と同じく、粒を切り離す時は軸を数ミリ残すと、長期間保存しても劣化しにくいです。
軽く洗って水気を拭き取る
冷蔵の場合は保存前に洗うと傷みやすくなりますが、冷凍の場合は劣化しにくいので軽く洗います。房のまま冷凍する場合は、ゴシゴシ洗うと粒が落ちるので、軸の部分に水を当てて軽く流す程度にします。水滴が残ると冷凍した時に霜がつくため、洗った後はキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取りましょう。
保存容器やジップバッグに入れる
水気を拭いたら、保存容器やジップバッグに入れて冷凍します。粒同士が重なると冷凍時間が長くなるので、重ならないよう均等に並べるのが大切です。食べる時は、完全に解凍すると食感が悪く感じるため、半解凍にするのがおすすめです。シャリシャリとシャーベットのような食感を楽しめます。
ぶどうの保存方法<加工>
加工する場合のぶどうの保存方法を、2つご紹介します。
- ドライフルーツ
- ジャム
ドライフルーツ
ぶどうの鮮度が落ちて、冷蔵や冷凍での保存が難しい場合は、ドライフルーツにするのがおすすめです。他の材料を用意する必要がなく、天日干しやオーブン・電子レンジなどで加熱すると作れるので、誰でも簡単に出来ます。
ドライフルーツは比較的長く保存でき、乾燥させることで栄養価も高くなるので、旬が過ぎたぶどうも美味しく楽しめます。ただし、家庭で作ったものは明確な賞味期限がないので、加工後はできるだけ早く消費しましょう。
ジャム
ぶどうの鮮度が落ちた時は、ジャムに加工するのもおすすめです。作る時はぶどうをフライパンに入れて弱火で加熱し、砂糖を入れて煮込みます。ブレンダーやざるでこしたらレモン汁を入れて、再度中火で煮込んだら出来上がりです。砂糖を入れて加工したものなので腐敗しにくく、お菓子やパンなど色々なものに使えます。調理後は煮沸消毒した密閉瓶などに入れて、2週間程度保存できます。
ぶどうはなるべく新鮮なうちに食べましょう
ぶどうの賞味期限は、常温なら2、3日程度、冷蔵は1週間程度、冷凍は2、3週間程度だと言われています。鮮度の良い状態で長く保存したい場合は、洗わずに乾燥を防ぐようにすると比較的長持ちします。しかし、期限は保存前の状態によって変わり、カビや酸っぱい臭いがある時は腐敗しているため食べてはいけません。購入後はなるべく早めに食べましょう。
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