果汁が多く甘くて美味しいぶどうは、旬の時期に食べるとより楽しめます。しかし、いつ頃旬を迎えるのか知らない人も多いでしょう。そこでこの記事ではぶどうの旬を品種ごとに解説し、ぶどう狩りにおすすめの地域もご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

ぶどうの旬はいつ頃？

ぶどうの旬は、7月下旬〜11月上旬頃です。品種によって収穫時期が異なるので、夏〜秋までの長い期間で楽しめます。ぶどう狩りに行くのであれば、8月上旬〜9月下旬頃だと多くの品種が旬を迎えているため、より楽しめるでしょう。ただし、地域によっても収穫時期は異なるので、ぶどう狩りの際は行き先の農園の収穫スケジュールなどを確認してみてください。

【品種別】ぶどうの旬

ぶどうの旬を、以下の5つの品種別に解説します。

 

• 巨峰
• ピオーネ
• デラウェア
• シャインマスカット
• ナガノパープル

巨峰

巨峰の旬は、7月下旬〜9月下旬頃です。大粒の黒系ぶどうで、たっぷりの果汁と糖度の高さから「ぶどうの王様」とも呼ばれています。種無しの種類もあるので、手軽に食べられるのも魅力の一つです。

ピオーネ

ピオーネの旬は、8月中旬〜9月下旬頃です。巨峰とカノンホールマスカットを掛け合わせた黒系ぶどうで、粒が大きく甘いのが特徴です。香りが良く種も入っていないので、お子さんからご年配の方まで幅広く親しまれています。

デラウェア

デラウェアの旬は、7月下旬〜8月中旬頃です。小粒の赤系ぶどうで、種が入っていないため食べやすい品種になります。ぶどうの中では比較的早く旬が来るので、ぶどう狩りの際は時期を確認してから行きましょう。

シャインマスカット

シャインマスカットの旬は、8月下旬〜9月下旬頃です。緑系ぶどうの代表的な品種で、糖度が高く種も入っていないので、甘くて食べやすいと人気です。食感はやや硬めなので、食べている時の満足感も得られるでしょう。

ナガノパープル

ナガノパープルの旬は、9月上旬〜10月上旬頃です。長野のオリジナル品種で、種がなく皮ごと食べられるのが特徴です。大粒で糖度も高いため、黒系ぶどうの人気品種になります。

旬のぶどう狩りにおすすめの地域

旬のぶどう狩りにおすすめの地域を、3つご紹介します。

 

• 山梨県
• 長野県
• 山形県

山梨県

山梨県は、ぶどうの収穫量・生産量ともに日本第1位です。気候もぶどうに適しているので、巨峰やデラウェア、ピオーネ、シャインマスカットなど様々な品種を栽培しています。主な栽培地域は、甲州市、山梨市、南アルプス市なので、ぶどう狩りに行く際はこの周辺の農園を選ぶと良いでしょう。

長野県

長野県も、有名なぶどう産地の一つです。ワイン用のぶどうの生産量は日本第1位で、巨峰やオリジナル品種の「ナガノパープル」を多く栽培しています。主な栽培地域には須坂市、中野市などがあり、ぶどう狩りの際はこの周辺地域を選ぶと良いでしょう。新鮮なぶどうはもちろん、ワインを提供している場所も多いので、子どもから大人まで楽しめます。

山形県

山形県は、ぶどうの生産量が日本第3位の地域です。デラウェアや巨峰など様々な品種を栽培しているので、ぶどう狩りに行くと複数の種類を楽しめるでしょう。また、ワインも有名な地域なので、ぶどう農園だけでなくワイナリーを訪れるなどの楽しみ方もあります。

ぶどうは旬の時期に美味しく楽しみましょう

ぶどうの旬は7月下旬〜11月上旬頃までとなり、夏から秋まで長い期間楽しめるフルーツです。品種ごとに旬の時期は異なるので、ぶどう狩りに行く際は比較的多くの品種が旬を迎える8月上旬〜9月下旬頃を狙うのが良いでしょう。

 

ただし、地域によっても旬は変わるため、ぶどう狩りの際は行き先の農園の収穫スケジュールを確認してみてください。主な生産地には山梨県、長野県、山形県などがあるので、ぶどう狩りに行く時はこの地域を検討するのがおすすめです。ぶどうは旬の時期に美味しく楽しみましょう。