甘くて美味しいぶどうは、フルーツの中でも人気が高いです。しかし、傷みやすい果物なので、購入の際はどれを選んだら良いのか、分からない人もいるでしょう。そこでこの記事では、美味しいぶどうの見分け方と時期について解説します。

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美味しいぶどうの見分け方

美味しいぶどうの見分け方を、7つご紹介します。

 

• 実にハリがある
• 実が落ちていない
• 皮表面に白い粉がついている
• 軸が太く鮮やかな緑色をしている
• 黒系・赤系は色の濃さを見る
• 黄緑系は色の鮮やかさを見る
• 皮表面に傷がない

実にハリがある

美味しいぶどうは、果肉に水分を多く含んでいるためハリがあります。購入する際は房全体を確認して、一粒一粒がふっくら詰まっているものを選ぶと鮮度が高く美味しいです。実にハリがない場合は、水分や栄養が落ちている可能性が高いので気をつけましょう。

実が落ちていない

鮮度が落ちたぶどうは、少しの衝撃でも房から実が落ちてしまいます。購入の際は、房から実が落ちてスカスカになっているものには注意して、実がしっかりついて揃っているものを選びましょう。

皮表面に白い粉がついている

美味しいぶどうは、皮表面に白い粉のようなものがついています。この白い粉は「ブルーム」と呼ばれる成分で、ぶどうの水分蒸発や細菌感染を防ぎ、栄養を保持する役割があります。

 

粉がついていない場合は、収穫から時間が経って鮮度が落ちている可能性があるので、なるべくブルームの多いものを選びましょう。ただし、品種によってはブルームがついていないものもあるので、目安の一つと考えるのが大切です。

軸が太く鮮やかな緑色をしている

美味しいぶどうは、軸が青々とした緑色で太くしっかりしています。鮮度が落ちると茶色く枯れて弱々しい軸になるので、見分ける時のポイントになります。また、購入後に軸が変色してきた時も、なるべく早めに食べた方が良いでしょう。

黒系・赤系は色の濃さを見る

黒系や赤系のぶどうは、熟して食べ頃になると表面の色が濃くなります。黒系の場合は黒っぽく濃い紫色、赤系の場合は濃い赤紫色が良いと言われています。ただし、色味は品種によっても変わるので、あくまで目安と考えましょう。

黄緑系は色の鮮やかさを見る

ナイアガラやシャインマスカットなどの黄緑系ぶどうは、色の鮮やかさを見るのが大切です。緑色っぽいものよりも、少し黄色味がかっている方が、熟していて美味しいと言われています。ただし、緑色でも十分美味しく、少し酸味を感じるくらいで味は気にならない場合もあります。

皮表面に傷がない

ぶどうは柔らかいため、皮表面に傷がつきやすいです。傷がついていると、その部分から栄養や水分が抜けたり、傷んだりして美味しくない可能性があります。購入の際は表面を確認して、なるべく綺麗に整ったものを選ぶと良いでしょう。

美味しいぶどうは時期も大切

近年はビニールハウスや機械で徹底した温度管理ができるため、ぶどうに限らず旬を過ぎていても果物や野菜は栽培できます。しかし、やはり天然の気候で作られたものの方が味が濃くて美味しいため、旬の時期を覚えて購入するのも大切です。目安としては8月～10月ですが、品種ごとに旬は変わるので、好きな種類の目安時期は覚えておきましょう。

正しく見分けてぶどうを美味しく食べましょう

美味しいぶどうはみずみずしくて実にハリがあり、ブルームという粉がついて、軸も太くしっかりしているのが特徴です。加えて黒系や赤系の場合は色の濃いものが熟しており、黄緑系は黄色味がかっている方が甘みがあって美味しいと言われています。また、ぶどうは品種ごとに旬があるので、購入時は時期も考慮すると見分けやすいです。正しく見分けてぶどうを美味しく食べましょう。