ぶどうの名産地はどこ?日本一の生産地や美味しく栽培する環境を解説
甘くてジューシーなぶどうは、子どもから大人まで、世代を問わず愛されている人気のフルーツです。旬は夏から秋にかけてなので、この時期にぶどう狩りを考えている人は多いです。しかしどこの地域が有名か、美味しい場所を知りたい人もいるでしょう。そこでこの記事では、ぶどうの名産地と特徴をご紹介し、栽培に適した環境についても解説します。
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目次
ぶどうの名産地と特徴
ぶどうの名産地と特徴を、4つご紹介します。
- 山梨県
- 長野県
- 北海道
- 山形県
山梨県
山梨県は、ぶどうの生産量と収穫量が全国第1位の地域です。平均気温が15℃前後で、年間日照時間は2200時間程度と長く降水量も少ないため、ぶどう栽培に適した地域になります。主に甲州市や山梨市などの地域で栽培しており、この周辺はぶどう農園が多いためぶどう狩りに訪れる人も多いです。シャインマスカットやピオーネ、巨峰など様々な品種を栽培しており、日本で最も有名なぶどう産地となります。
長野県
長野県は、ぶどうの生産量と収穫量が山梨県に次いで全国第2位です。昼夜の寒暖差が大きく、年間日照時間は1970時間程度と長めで降水量も少ないため、ぶどう栽培に適した地域になります。主に中野市や長野市、須坂市などで栽培しており、オリジナル品種のナガノパープルなどが有名です。ワイン用ぶどうも栽培しているため、ワイナリーも各地にあります。
北海道
北海道は、ぶどうの生産量が第3位で栽培面積は全国第1位です。冬に厳しい寒さがあるため、収穫量は全国6位ですが、耐寒性のある品種を育てるのには適した地域になります。生食用よりもワイン用のぶどうを多く栽培しており、ナイアガラやケルナーなどの品種が有名です。各地で栽培していますが、最も多く生産しているのは余市町や仁木町などです。
山形県
山形県は、ぶどうの生産量が全国第4位の地域で、江戸時代に山梨県からぶどうの苗木が伝わって以降、長く栽培している歴史があります。昼夜の寒暖差が大きい土地で、日照時間が長く降水量も少ないため、ぶどう栽培に適した環境です。置賜地方を中心にデラウェアやシャインマスカット、ピオーネなどの有名品種を多く栽培しており、特にデラウェアは生産量全国第1位の主力品種になります。
ぶどう栽培に最適な環境
ぶどう栽培に最適な環境は、以下の3つです。
- 日当たりが良い
- 寒暖差がある
- 雨が少ない
それぞれについて解説します。
日当たりが良い
ぶどうは太陽光を好む植物なので、日当たりの良い環境が適しています。甘くて美味しい果実を育てるには、おおよそ1,300〜1,500時間の日照時間が必要です。
寒暖差がある
ぶどう栽培に適した気温は、15〜30℃前後と差があります。日中に太陽光を浴びることで、果実を甘くする「でんぷん」が生成され、夜に気温が低くなると生成したでんぷんを果実に蓄えるため、1日の寒暖差が大きい方が、甘くて美味しいぶどうを栽培できます。
雨が少ない
ぶどうは雨に当たると病気になりやすいため、栽培する時は降水量が少ない環境が適しています。また、水はけが悪いと根に酸素が行き渡りにくくなり、生育が悪くなるため、水はけの良い土壌で育てるのが大切です。乾燥には強い植物なので、大きくなったら水やりも最低限で問題ありません。
ぶどうの名産地を知って理解を深めましょう
ぶどうの名産地には、山梨県や長野県、山形県などがあります。また、北海道では生食用ではなくワイン用の品種を多く栽培しています。どの地域も昼夜の寒暖差が大きく、年間日照時間も比較的長めで、降水量も少ないため、ぶどう栽培に最も適しています。名産地にはぶどう狩り農園やワイナリーなどもあるので、有名な産地を知って理解を深めましょう。
ぶどうのおいしさを全国にお届け|Nini farm(ニニ ファーム)
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屋号 | Nini farm |
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〒703-8212 岡山県岡山市東区古都宿466-2 |
営業時間 |
10:00〜18:00 定休日:土・日・祝 |
代表者名 | 岡田 和也 |
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