ワイン用ぶどうと生食用ぶどうの違いとは?代表的な品種と選び方
ワイン用のぶどうと食用のぶどうには、どのような違いがあるのか疑問に思ったことはありませんか。どちらも同じ「ぶどう」ではありますが、味や見た目、品種などに違いがあります。そこで本記事では、ワイン用と食用のぶどうの違いや、代表的な品種について紹介します。それぞれの違いを知って、ぶどうをより深く楽しんでみてください。
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目次
ワイン用と食用の違い
ワイン用と食用の違いについて、以下の4つの点から解説します。
- 糖度
- 酸味
- 粒の大きさ
- 皮の厚み
糖度
食用ぶどうと比べると、ワイン用ぶどうの方が糖度は高い傾向があります。ワインを作る際に、ぶどうの糖分を使ってアルコール発酵させる必要があるためです。ワイン用のぶどうの糖度はBRIX値で20度~25度程度、食用ぶどうは18度~20度程度が一般的です。
酸味
一般的に、ワイン用ぶどうの方が酸味が高いです。酸はワインの味わいを深めるために不可欠で、発酵中の酵母の生育を助け、細菌から保護する役割もあります。
粒の大きさ
食用ぶどうは見た目も重視されるため、大粒なものが多く、形も揃っています。一方で、ワイン用ぶどうは小粒なものが多く、見た目よりも味や糖度が重視される傾向にあります。
皮の厚み
食用ぶどうは皮が薄く、皮ごと食べられる品種も数多くあります。一方ワイン用は、皮に含まれる色素や香味成分が大切なので、皮が厚いぶどうが使われます。
代表的な品種
ワイン用ぶどうと食用ぶどうの代表的な品種をそれぞれ紹介します。
ワイン用ぶどうの代表品種
ワイン用ぶどうの中から、よく使用される4つを紹介します。
- シャルドネ(白ワイン)
- ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン)
- カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)
- メルロー(赤ワイン)
シャルドネ(白ワイン)
ワイン用ぶどうの品種の中で、最も知名度が高いのが「シャルドネ」です。癖が少なく飲みやすいので、多くの方から親しまれています。また、産地によって味わいが変化するので、それぞれの産地ごとに異なる個性を楽しめるのも特徴です。
ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン)
「ソーヴィニヨン・ブラン」は、フレッシュで爽やかな酸味が特徴です。ハーブや柑橘系のような香りがあり、軽やかな味わいの白ワインによく使われます。
カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)
「カベルネ・ソーヴィニヨン」は、赤ワインの定番品種です。タンニンが豊富でしっかりとした渋みがあり、濃厚な味わいのワインとなります。
メルロー(赤ワイン)
「メルロー」は、穏やかなタンニンとまろやかな口当たりが特徴です。癖がないため、単一品種で作られることが多く、初心者でも飲みやすいワインに仕上がります。
食用ぶどうの代表品種
食用ぶどうとして人気の高い品種を3つ紹介します。
- デラウェア
- 巨峰
- シャインマスカット
デラウェア
「デラウェア」は、小粒で種がなく、子どもから年配の方まで幅広い世代に親しまれている品種です。スーパーなどでは食用として出回っていますが、ワイン用に使われることもあります。さっぱりとした軽やかな白ワインに仕上がることが多く、新酒にもよく使われています。
巨峰
「巨峰」もデラウェア同様にスーパーでよく見かける人気の品種です。大粒で濃厚な甘さと程よい酸味が特徴です。種のないタイプの巨峰もあり、食べやすさから人気が高まっています。
シャインマスカット
黄緑色の果皮が特徴の「シャインマスカット」は、上品な甘さと芳醇な香りが魅力の品種です。見た目の美しさから、贈答用やスイーツにも使われます。
ぶどうの違いを知ってよりおいしく楽しみましょう
ワイン用と食用のぶどうには、見た目や味などにさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を知ることで、ぶどうをより楽しめるでしょう。
ぶどうのおいしさを全国にお届け|Nini farm(ニニ ファーム)
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屋号 | Nini farm |
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