ぶどうとマスカットの違いは?特徴や違いを種類別に徹底解説!
みずみずしい甘みと香りの高さがたまらない、ぶどうとマスカット。おやつやギフトに人気のフルーツですが、違いを答えられる人は少ないのではないでしょうか。そこで本記事では、ぶどうとマスカットの違いについて解説します。ぶどうの大まかな分類とそれぞれの特徴もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
マスカットはぶどうの一種
結論からお伝えすると、マスカットは、数多くあるぶどうの品種の一つです。そのため、ぶどうとマスカットは別のフルーツというわけではなく、ぶどうという大きい括りの中にマスカットがあると捉える方が正しいです。
ぶどうとマスカットの定義
「ぶどう」は、ブドウ科ブドウ属に分類されます。つる性の落葉樹に実る果実全般を指し、その種類は10,000以上に上るといわれています。また、黄緑色の皮を持つぶどうのことを「マスカット」と考えている方も多いですが、これは誤りです。
マスカットの中にも皮が赤い品種はありますし、皮が黄緑色であってもマスカットとは限りません。ぶどうの種類は香りなどで分類することもあるため、皮の色だけでは判別できないのです。
マスカットとぶどうの違い
ここでは、マスカットとぶどうの違いをご紹介します。
見た目
ぶどうとマスカットの最も大きな違いは、見た目の色ではないでしょうか。ぶどうは、川の部分にアントシアニンと呼ばれる成分が沈着しているため、黒色や赤色です。一方、一般的なマスカットは黄緑色のものがほとんどです。ただし、紅マスカットやクイーンルージュなどの一部のマスカットは、赤い果皮に包まれています。色は大まかに分類するための指標として使いましょう。
味わいと香り
ぶどうの種類は10,000以上存在するといわれているため、味わいと香りは様々です。甘みや香りの強さ、酸味の具合は品種によって異なります。香りの強いぶどうは、ワインの原料として用いられることもあります。マスカットは、ムスクによく似た独特の芳醇な香りが特徴です。ぶどうと比較すると酸味がマイルドで甘みが強いものが多く、弾力のある食感を楽しみながら食べられます。
食べ方
ぶどうの皮は分厚いものが多くポリフェノールの渋みを感じるため食用には向きません。その一方で、マスカットは薄皮のものが多く、皮ごと食べられる品種が主流です。
またぶどうもマスカットも、そのまま食べるのはもちろん、ジャムやワイン、レーズン、ジュースなどに加工されて広く楽しまれています。しかし、ワインの原料として利用されるのはぶどうの方が多く、総生産量のおよそ70%のぶどうがワインの原料となっています。
ぶどうの種類とそれぞれの特徴
ぶどうは一般的に、黒ぶどう、白ぶどう、赤ぶどうの3種類に分けられます。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
黒ぶどう
黒ぶどうは、コクと深みのある濃厚な甘みが特徴のぶどうで、「巨峰」や「ピオーネ」などの品種が代表的です。ジューシーで濃厚な味わいのぶどうを求めている方に好まれます。ワインの原料として使われることも多く、「メルロー」や「カベルネ・ソーヴィニヨン」などの黒ぶどうは、高級ワインの原料として世界の様々な地域で栽培されています。
白ぶどう
白ぶどうは、黄緑の皮を持つぶどうを指します。私たちがよく目にする「シャインマスカット」や「翠峰」などの生食用のものや、「シャルドネ」や「リースリング」といったワイン用のものなど、その種類と用途は様々です。ほどよい酸味と甘味のバランスがよく、スッキリとした味わいで人気を博しています。
赤ぶどう
「マニキュアフィンガー」や「デラウェア」「甲州」など赤系のぶどうは、酸味が少ないことと、上品な甘味が特徴です。赤ぶどうは日照の影響を受けやすく、また気候の影響で着色不良を起こしやすいため、育てるのが難しいといわれています。そのため収穫量は少なめで、他のぶどうと比較すると流通量が多くありません。
ぶどうの分類を知って、好みの味わいを見つけよう!
本記事では、ぶどうとマスカットの違いをご紹介しました。マスカットはぶどうの一種で、全くの別物というわけではありません。ぶどうは、品種によって食感や甘み、酸味の強さが異なります。本記事の内容をぜひ参考にしていただき、お好みのぶどうを見つけてみてください。
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